...小説


雪切恋歌 後書き


↓ この小説を書いてくださったRAN様の後書きです。
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ブログで連載していたものです。
なんだかんだ長くなりましたね……(苦笑)。
昔の日本では匂いという言葉は色々なものを表してました。
音も、気配も、空気も。もちろん今でいう匂いも。
顔形がわからないから、匂いで互いを想像し、恋文を交わした。
いや、そこは貴族ですけど、でもそういう感じ取ることは、現代の人よりも敏感だったのではないかと思います。
助六と結の感情の揺れ動きが急展開な気もしないでもないですが、なんとなく惹かれ合う二人ってのはあると思うのですよね。
一目ぼれとかそれかと。
で、昔の人は結構感情も激しかったと思うので、あとは一緒になっちゃえばどうにでもなるのかなーと(え)。
まぁ、状態も普通じゃなかったので、こんな感じかな、とは思います。
今回は珍しく恋してるキャラを書いたと思ってます。
助六は結構激しく結に恋してると思ってます、私は。
kevyさんの話だと雪女の初恋だったので、そうなるように、頑張って、みました……。
結構好評だったので、努力が報われたかなーとか思ってますが……。
最後なんかもkevyさんのネタとはちょっと違うのですが、そこは私なりに変えてみました。
とりあえず私風味にすると、こういう決着のつけ方になる、というわけで。
あとは、言葉も気をつけたつもりです。
例えば「世界」という言葉を使わせなかったりとか、やたらに医学的なことを口走らせないようにしようとか。
いや、最後はもう医学とか関係ないですけど、一応熱を奪われた人達は一種の仮死状態になってたという設定なのです。
でもそれを助六程度の庶民が知っていたかはどうかなーと思ったので、そこはあえて入れませんでした。
第三者視点で語るのですが、どこかキャラクターに入ってるので、ちょっと読みにくかったかもしれませんが。
とりあえずこうしないと話が書けなかったもので(苦笑)。
でも、あえて謎なままにしてるのもあります。
自然の根本的摂理みたいな部分については、あえて触れるつもりありません。
結って結局何なの?とか。
それは、昔の日本にあった不思議な感覚を味わってもらえればなーという意図もありまして。
昔の人は、色々なものの本質を知らなかったけど、その分想像を巡らせて探ろうとしたんです。
だからこそ説話とかもあり。
そういう気持ちを感じてもらえればと思っています。
まぁ、そんなわけで(え)、私の和風感はこんな感じでした。
似非和風なので大して変わってないようにも思いますけど(苦笑)。
なにせ私の根本にも和のものはありますからね。

2006/5/10

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RANさん、ほんっっっっっっっっっっっっとうにありがとうございます!!!!
&おつかれさまでした!!!!

あんな分かりにくい設定でこんな素晴らしいものが出来あがってしまうなんて・・・・・・!!
もう感激です!!!!
何度お礼をいっても言いきれません!><
本当に本当に本当に、ありがとうございました!!
これからもこんな私と仲良くしてやってくださいませ☆☆☆
ケビ



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